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そんな時、こんな魅力的なタイトルの本を発見したので、衝動買いした。しかし、「大量の仕事を、正確に、早く」と帯に書いてあるようなことを実現するための具体的な手法がメインというわけではなかった。もっと根本的な仕事をする上で大事な根幹に関わる哲学的なことが述べられている。引用も、哲学者の著書が多い。
この本は、監査を本職とする会計士に向いているかもしれない。法廷の場で常に敵と対峙しなければならない弁護士が、どのように事実を客観的に捕らえ、考えていくか。時にはプロとして顧客を疑い、話したがらない不利な事実も丁寧に質問して引き出さなければならない。もともと著者の事務所の若い弁護士に伝えてきた仕事の基本的考え方を要約したのが本書なので、同じ「士族」として通ずるところがありそうだ。
僕はこの手の本が結構好きで、いろいろと読んでいるが、どれも即効性のあるものはなく、結局は自分で解決策を探すしかない。しかし、62歳の著者が長年掛けて得た考え方をわずか数時間で、本当の意味ではないかもしれないけれど、知ることができるというだけでも、読んでみる価値はあるかもしれない。
お勧め度:★★☆☆☆(2/5)
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